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パイプフォルダ

フォルダ閲覧時に、自動的にメッセージの取り込みを実行するフォルダです。

書式:

`|' 取り込み元 `|' 取り込み先

フォルダ閲覧時、取り込み元から取り込み先へ自動的にメッセージ が移動します。POP を利用してメッセージをローカルにダウンロードして閲覧し たい場合は、

|&username@popserver|+inbox

のように指定すると、フォルダの表示を更新するときに `&username@popserver' から `+inbox' へ、メッセージが自動的に 取り込まれます。

また、二つ目の `|'`|:' にして、

`|' 取り込み元 `|:' 取り込み先

とすると、取り込み元から取り込み先にメッセージをコピーします。次に そのフォルダにアクセスした際には差分だけが取り込まれます。 POP サーバにメールを残したまま、メッセージを `+inbox' にコピーして 閲覧したい場合は、

|&username@popserver|:+inbox

のようにします。

例:

|%inbox|%myinbox   -> %inbox から %myinbox へメッセージを取り込んで
                       閲覧するフォルダ。
|*&user@popserver1,&user@popserver2|+inbox
  -> &user@popserver1 と &user@popserver2 から +inbox へメッセージを
     取り込んで閲覧するフォルダ。
|-gnu.emacs.sources|:+sources
  -> -gnu.emacs.sources から +sources へメッセージをコピーして閲覧する
     フォルダ。

メッセージが移動した後、フック elmo-pipe-drained-hook が呼ばれ ますので、ダウンロード後に実行したい関数を登録しておくと良いでしょう。


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