上記の M-t による操作ではネットワークの状態を一括して切り替えますが、 サーバ・ポート別にオンラインとオフラインを切り替えることもできます。
フォルダモード、サマリモードで C-t を押すと以下のような wl-plugged-mode に入り、このモードで各ポートの plug 状態を変更します。
Queuing:[ON] AutoFlushQueue:[--] DisconnectedOperation:[ON] [ON](wl-plugged) [--]hosta [--]smtp +queue: 2 msgs (1,2) ...sending queue [--]nntp(119) +queue: 1 msg (3) ...sending queue [ON]hostb [--]imap4/cram-md5(143) %#mh/wl(prefetch-msgs:3,mark-as-important:1) %inbox(delete-msgids:1) ...dop queue [ON]nntp(119) [ON]smtp
1行目はオフライン操作に関係する次の3つの変数の状態を表示し、 それぞれのラベル欄で SPC や RET を押すことで 変数の値を簡単に変更できるようになっています。
"Queuing"wl-draft-enable-queuing
"AutoFlushQueue"wl-auto-flush-queue
"DisconnectedOperation"elmo-enable-disconnected-operation
ここで、`[ON]' はその変数の値が t
であることを、`[--]'
は nil
であることを示しています。
また、2行目以降ではサーバとポートのオンラインとオフライン状態を表示し、 `[ON]' はそのサーバやポートがオンラインであることを、 `[--]' はオフラインであることを示しています (XEmacs と Emacs 21 ではアイコンで表示されます)。 そしてそれぞれの行で SPC や RET を押すことで 状態を切り替えることができます。
sending queue はオフライン送信時に `+queue' フォルダに格納さ れている送信待ちのメッセージを指し、dop queue はオフラインで行った リファイル/コピー等の操作を指すとします。
そしてもし、これらの sending queue や dop queue があればその状態が画面に 表示されます。上記例では、sending queue には hosta の smtp 向けに 2 つ (queue フォルダの1番と2番)と、hosta の nntp 向けに 1 つ(3番)のメッセージ があり、dop queue には `%inbox' の操作が1つと、`%#mh/wl' の操 作が2つあることを示しています。
このモードで2行目にある `(wl-plugged)' を変更すると、
wl-plugged
変数が変更され、これによりモードラインの indicator と
全体の ポート plug 状態が ON/OFF されます。また、各サーバやポートの plug
状態を変更すると、elmo-plugged-condition
(後述)の設定と各ポートの
plug 状態により 2行目の `(wl-plugged)' が変化します。
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