M-x wl-summary-archive でフォルダ全体をアーカイブフォルダにコピーしま す。既にアーカイブフォルダがある場合、新規メッセージのみ追加します。
wl-expire-alist
と同じ様に、フォルダ名に応じてどのようにアーカイブ
するかを wl-archive-alist
で指定します。例えば以下のようになりま
す。
(setq wl-archive-alist '(("^\\+tmp$" wl-archive-date) ("^\\+outbox$" wl-archive-number2) (".*" wl-archive-number1)))
各リストの要素は次のようになります。
(フォルダの正規表現 削除関数)
このようにフォルダの正規表現の後には関数しか指定できません。 標準では次の3つの関数
wl-archive-number1
wl-archive-number2
wl-archive-date
が用意されており、名前からお解りの通り次の点を除いて Expire で用意されて いるのと同じ動作をします。
フォルダの全メッセージを番号ごとや日付ごとにまとめてアーカイブしたい場合 は、これらの関数を使用するとよいでしょう。 また、expire を行う前のバックアップや動作を確認するのにも有効です。 もっとも、アーカイブ後に expire でリファイルすると、リファイルせずに削除 するだけになります。
デフォルトではコピー先のアーカイブフォルダは
wl-expire-archive-get-folder-function
に従って自動的に決定されますが、
prefix argument を付けて C-u M-x wl-summary-archive で実行すると、
指定したフォルダにコピーすることができます。
しかし、単純に1つのアーカイブフォルダにコピーするだけなら、
wl-summary-copy-region
などで全メッセージをアーカイブフォルダにコ
ピーすることでも可能なため、おまけの機能でしかありません
(つまり、動作確認は不十分です)。
このアーカイブフォルダの決定方法は wl-summary-expire
と同じものを
用いているため、カスタマイズ変数の中で次に示すものが関係してきます。
wl-expire-archive-files
wl-expire-archive-get-folder-function
wl-expire-archive-folder-name-fmt
wl-expire-archive-folder-type
wl-expire-archive-folder-prefix
wl-expire-archive-folder-num-regexp
wl-archive-alist
((".*" wl-archive-number1))アーカイブフォルダにコピーする処理を行う関数を指定します。この関数には、 フォルダ名、フォルダ内にあるメッセージのリスト、サマリの msgdb 情報、の3つ の引数が渡されます。もちろんユーザが独自に作って指定することができます。
Go to the first, previous, next, last section, table of contents.