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アドレス帳の定義

アドレスファイル `~/.addresses' を作成し、自分用に編集します。 `~/.addresses' に書かれたデータは、ドラフト作成時のアドレス補完デー タとして利用されるほか、サマリ表示での名前表示等にも用いられます。なお、 起動した状態でサマリバッファから `~/.addresses' にアドレスを追加/ 変更/削除することも可能です。

書き方はとても単純です。こんな感じです。

#
# `#' で始まる行はコメント。
# 空行は無視。
#
# メールアドレス  "あだ名"  "本名"
#
teranisi@gohome.org            "てらにし"      "寺西裕一"
foo@bar.gohome.org             "Foo さん"      "John Foo"
bar@foo.gohome.org             "Bar さん"      "Michael Bar"

一行が一人分の定義です。

実際には(デフォルト設定では)サマリ表示であだ名、ドラフト作成時のア ドレス情報として本名が使われます。試してみて、確認してからの方が わかりやすいと思われます。ちょっと書いて試してみてから、またアドレス帳の 定義をやり直すのが良いでしょう。

また、変数 wl-alias-file に MH の alias file が指定されていれば、 ドラフト作成時のアドレス情報として使われます。

さらに、変数 wl-use-ldap (初期設定は nil) を non-nil に設 定すると、LDAP サーバの情報をドラフト作成時のアドレス情報として利用しま す。

LDAP を利用する場合は、wl-ldap-serverwl-ldap-port, wl-ldap-base も適切に設定して下さい。また、LDAP 対応の XEmacs 以 外では、外部プログラムとして @command{ldapsearch} を利用しますので、 @command{ldapsearch} へあらかじめコマンド実行パスを設定しておく必要があ ります。


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