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POP フォルダ

RFC 1939 で規定された POP3 を利用してメールを読むためのフォルダです。

書式:

`&' [ユーザ名][[`/' 認証法][`:' 番号の振り方][`@' ホスト名][`:' ポート番号]][`!']

認証法には、`user' (生パスワードを送信して認証) と `apop' (APOP で認証) の 2 種類があります。

番号の振り方には、`uidl' (UIDL コマンドによる番号付け) か `list' (LIST コマンドによる番号付け) のいずれかを指定します。

default 値:

ユーザ名    -> 変数 elmo-pop3-default-user の値。
               初期設定は 環境変数 @env{USER} か、@env{LOGNAME} か、
               (user-login-name) の返り値。
認証法      -> 変数 elmo-pop3-default-authenticate-type の値。
               初期設定は "user"。
番号の振り方-> 変数 elmo-pop3-default-use-uidl の値による。
               t なら UIDL を用いる。初期設定は t。
ホスト名    -> 変数 elmo-pop3-default-server の値。
               初期設定は "localhost"。
ポート番号  -> 変数 elmo-pop3-default-port の値。
               初期設定は 110。

例:

&hoge@localhost -> localhost へユーザ `hoge' でアクセス。
&hoge@popserver:109 -> ホスト `popserver' のポート 109 番へ
                        ユーザ `hoge' でアクセス。

APOP を利用するには、`md5.el' が必要です。(XEmacs では必要ありません。 ) `md5.el' は 本パッケージの `utils/sasl/lisp/' か Emacs/W3 パッ ケージ (http://www.cs.indiana.edu/elisp/w3/docs.html)、または LCD archive から入手可能です(GPL2)。

フォルダ名の最後に `!' が付いていると、SSL を利用してコネクションを張ります。 変数 elmo-pop3-default-stream-type の値が non-nil なら、`!' を付け なくても SSL を使います。starttls なら `!!' を意味します。 (SSL を利用するには 本パッケージの `utils/ssl.el' をインストールする 必要があります。なおかつ、OpenSSL に含まれる `openssl' にパスが通っている 必要があります。 STARTTLS を利用するには、さらに、starttls パッケージをインストール する必要があります。)


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