購読するフォルダをファイル `~/.folders' に定義します。 `~/.folders' に書かれた内容がそのままあなたの購読するフォルダとなります。
起動した状態でフォルダ一覧のバッファから購読フォルダを追加/編集すること も可能ですので、この項は読み飛ばしても構いません。 See section 購読フォルダの編集.
`~/.folders' の書き方はとても単純です。こんな感じです。
# # `#' で始まる行はコメント。 # 空行は無視。 # # フォルダ "あだ名" # (あだ名は無くてもよい) # %inbox "受信箱" +trash "ゴミ箱" +draft "草稿" %#mh/Backup@my.imap.example.com "送信済み" # グループの定義 Emacsen{ %#mh/spool/wl "Wanderlust ML" %#mh/spool/elips "ELIPS ML" %#mh/spool/apel-ja "APEL (日本語) ML" %#mh/spool/xemacs-beta "XEmacs ベータ" -fj.news.reader.gnus@other.nntp.example.com *-fj.editor.xemacs,-fj.editor.mule,-fj.editor.emacs "fj の Emacsen" } # # 行末に `/' がつくと、そのフォルダに含まれるサブフォルダ全てが # ひとつのグループとなる(アクセスグループ)。 # %#mh/expire@localhost / # MH のフォルダ全てをひとつのグループにする例。 + /
一行にひとつ、読みたいフォルダを書きます。 各フォルダの定義については次の章で詳しく説明します。
`グループ名{' と `}' で囲まれた部分は一つのグループと なります。ひとつのグループはフォルダモードでは開閉できるディレクトリのよ うに見えます。いくつかのフォルダをまとめて整理するのに便利です。
注意すべきなのは、`グループ名{' と `}' は1行を占領し て書く必要があることです(これはパーサがダサいからです)。
グループには、2つの種類があります。一つは、上の例の `Emacsen' のよ うに直接自分で好きなフォルダをグループとして定義するタイプです。
もう一つは、上の例の `+ /' のような アクセスグループ です。これ は、あるフォルダに含まれるサブフォルダ全てを一つのグループとするものです。 (これはフォルダのタイプによって違います。例えば `+ /' なら MH のサブ ディレクトリすべてがひとつのグループとなります。)
実際に試してみて、確認してからの方がわかりやすいと思われます。 ちょっと書いて試してみてから、またフォルダの定義をやり直すのがよいでしょう。
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